整体を受けたら悪化した?!
整体施術後に悪化?!
整体施術後に体調が・・・
皆さんこんな経験はありませんか?
痛みがあって、整体院や整骨院に行ったら反対に症状が強くなったり、だるさ・眠気がきたりした事は誰でも経験があると思います。
これは全て好転反応によるものです。
今回は意外と少ない好転反応について説明したいと思います!
「好転反応」とは?
好転反応とは、整体や施術を受けた後に体が治っていく過程で体にだるさや痛みが出たり、人によっては嘔吐、発熱などが現れる事です。
施術を受けることで、筋肉が一気に緩み血液の流れが良くなりすぎる事で起こる事だと考えられています。
お風呂あがりにのぼせているようなイメージですね。
つまり、好転反応の症状が起きることは回復している証です。
どうして好転反応がでるの?
人間には、それぞれの適性の刺激量というものがあります。
下の絵を見ていただきたいのですがまずAさんの場合の刺激量の適正量を50とします。
続いてBさんの刺激量の適正量を100とすると、同じ治療で刺激量「100」をAさん・Bさんにやった後2人の反応は違ってきます。
刺激量が器ギリギリまでは程よい刺激量で好転反応が出る事は少ないですが、必要以上の刺激量が強くて器からはみ出た場合に好転反応が出ます。
アレルギーを発症するのと同じ原理です。
適正な刺激量というのは、施術を受けた後起き上がった時にフワーっとするボーっとしたりする事です。
帰宅後眠気が来たりするのも良い刺激量です。
反対に、帰宅後だるさや痛みが強くなったり、ひどい方は発熱・嘔吐などの症状も出たりする事があります。
整体施術後に好転反応が出た場合の対処法
冷やす
もし好転反応が出た場合は、体の血の巡りが良くなりすぎて炎症を起こしている可能性が考えられるので冷やすことをお勧めします。
必ず冷やす時は、保冷剤やアイジングバックを使って冷やしてください。
冷湿布では体の深部まで冷やすことはできないので湿布はお勧めしません。
①保冷剤などで患部を20分冷やして下さい
②20分冷やした後、10分何もせず放置
この①・②を1セットと考えたらこれを2回〜3回は続けてやってください。
もし、どこで炎症が起きているか分からない場合は痛みがあるところ周辺を触っていただきどこに熱感があるかをその付近の皮膚や左右で比べてみて確かめてからそこの患部に当ててください。
この冷やし方は、好転反応の時だけでなく急性期のぎっくり腰・寝違え・捻挫にも効果的です。
水分摂取
水分をたくさん摂ることもお勧めです。
毒素や老廃物をスムーズに排泄するために、常温の水やハーブティーを多く摂取しましょう。
施術後すぐに食事をしてしまうと老廃物が再吸収されやすくなります。
食事の前に、まずは多めの水分補給を行ってください。
睡眠をとる
最後に睡眠をしっかりとることが大事です。
発熱、だるさなどを感じるときには、無理をせずに体を横にしてゆっくり休みましょう。
睡眠は体が回復するためにとても重要です。
施術後は好転反応が無くても早めに横になることをお勧めします。
最後に
体をよくするために整体へ来たのにかえって体調が悪くなったら驚きますよね。
実際にJITANBODY整体院でもこういった問い合わせは少なくありません。
しかし、ご安心ください。
こういった反応は施術をはじめた初期にのみ起こりやすく2回、3回と施術を受けていくと好転反応は起きにくくなり、徐々に体調や症状も回復していきます。
好転反応は初めて整体を受ける方や血圧が低い方に起きやすい傾向にあります。
好転反応が起きてしまったり、または起きるのが不安という方は施術担当者へお気軽にご相談ください!
対処法をしっかりとお答えさせていただきます。